レビュー【ジオストーム】

この映画は何と言っても宣伝謳い文句

「海が凍った！ビルも凍った！飛行機も凍った！彼氏も凍った！！！」

に惹かれてずっと気になってました(^^)

＊↑正確な文言ではないです

こんなニュアンスの言葉と共に、次々とそれらが凍って行く映像は圧巻！彼氏もちゃんと⁉︎凍っちゃうし 笑

実際に観た感想としては

一言で言うと正統派SFパニック映画でした！

ヒューマン

ヒューマンドラマ(家族愛)もサラッとしつこくない程度に入っていて、娘役がカワイイ。もちろんまだ子供(13歳だったかな)なので美人とかそう言うニュアンスでは無く、見た目はもちろん綺麗な子なのですが、泣きの演技がとにかく秀逸！本当に心が伝わるような仕草・表情でした。画面のこっちからでも思わず慰めなくなる感じ。

ストーリーのメインである兄弟の絡みもそんなに深く濃く書いてる風でもなく。悪く言うと浅いとなりそうだけど、私は逆に現実にありそうな程度として感じました。

…から一周回ってやっぱりこんな兄弟(の状況)はありそうで無さそうなので  笑

そこも踏まえた演出だったのかもしれません。

ラブ要素はさらにサラッとというかほぼありません。ウケ狙いのとして使われる程度でした。

ウケたかというとそうでも無かったですが(^^;;

宇宙での

地球・宇宙のステーションはチープな感じも受けず十分かな。宇宙空間での動きやストーリーは若干ご都合主義だなーとなりましたが、文句たれるほどでもなく。娯楽SF映画としては十分じゃないでしょうか。

映像

世界規模(宇宙)の話とあって、世界各地の都市が大災害を超える自然現象にのまれていくシーンは見応えがありました。

自然の力の前には人間(の建造物)なんてホントちっぽけだなーなんてありきたりな感想を持ったり。

余談…

とっても余談&不謹慎なのは重々承知で言うと、自然災害で住みかが崩壊した人間が、またちまちま再建を進める様子をみると、アリなどの昆虫の巣作りをちょっと想像してしまいます。

人間も生き物だからやってる事は同じなんだなーと。為すすべのない力で住みか(場所も気持ちも)が壊された時、腐らず協力し合い、少しづつまた生きる為の環境を整えていく。

人間は動物の中では長寿ですが、それでも生まれ、生きて、死んでいく。他の動物より格段に知能のある生き物として、どう生きるべきなのかこういう機会にふと考えたりします。

まあ考えるだけで普段の生活はなかなか変わらないんですけどね。長島勝茂さんが朝5分瞑想して(死んで)生まれたつもりで1日を生きる(過ごす)というのをTVで見た時も凄いなと思いました。一生懸命1日を生きたい。できるだけ！

脱線が長くなりましたが、ジオストームはそんなに暗くならず、ドキドキハラハラを楽しめる良いSFパニック映画です☆

飲み物とポテチを用意してお楽しみあれ！